シルク
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   ★シルクのご説明★ 絹の特性・絹衣料の取り扱い


★絹<シルク>製品がなぜ「快適」で「美しい」のかご存知ですか? ★最近は「保温効果」や「排毒力」など絹<シルク>製の下着や靴下が「健康にも良い」と評判です。絹の特性と取扱いに関する下記の豆知識をご参照いただき、快適なくらしのためにお役立て頂ければ幸いです!
絹の特性
1.光沢
  蚕が繊維を作り出す過程でできるタンパクの層状構造や複雑な微細構造を作り出します。
  この絹繊維の大小様々な三角断面によるプリズムによる反射、吸収、屈折、透過、偏光、回折、干渉などの光学現象の総合
  効果として人の目に映り、ツヤとして感じます。

2.染め
  絹の親水基の吸湿機能により、染料を含んだ溶液を吸収し、水の分子が切り離されて染料が定着します。

3.風合い
 (1) 柔らかいのにコシがある
   絹繊維は天然繊維のうちで細く、最も長い繊維です。柔らかな織物でも薄い織物でも自由につくることができます。
   蚕が繭をつくるときS字形に糸を吐くのでこれが繊維に細かなうねりを与え、少しづつ異なる繊維が集まっており、弾力のある
   膨らみとなって、弾力のある繊維(ヤング率が高い)で、柔らかさの中に腰、張りがあります。

 (2) 美しいドレープ
   「ドレープ」とは織物の曲げ剛さと、織物自体の重さによってつくられる垂れ下がりの美しさのことです。
   織物のしなやかさ、コシと関係があり、糸使い、織り方によってもひだのでき方、その曲線、身体へのなじみ具合が異なりま
   す。

 (3) 軽やかで暖かい
   絹を着た人は異口同音に「軽くて」「暖かい」と云われます。
   保湿性のよい織物は、熱伝導度の小さい繊維でつくられることが必要ですが、繊維より空気の熱伝導度の方がはるかに小さ
   いので、繊維のなかに細かな空気の室がたくさんあるような織物が暖かさを感じます。

4.夏涼しく、冬暖か
  絹繊維が不均一なので、繊維間に細かな多くの空気層があります。夏は汗を吸収し、排気して湿度を調整します。
  冬は体温と外気の温度差があり、空気層が断熱効果をつくります
  絹は羊毛、綿、化学繊維にくらべ、吸湿性がもっとも良い素材です。
  絹を構成する分子には、水と結合しやすい親水基が多く存在しているので、吸湿機能と放湿機能が備わり、常にさらりとした
  肌触り
を保ちます。

5.吸水性
  布の吸水性は、水分が布地の繊維・糸の間隔に吸収される毛管現象によるものです。
  汗を吸い込んだ布地は、通気性を悪くし、更に、水が充満すると熱伝導度が高まり保湿性を失ってしまいます。
  吸湿性の大きい天然繊維である絹は、繊維の間の水分を吸収発散して、含気量を維持する働きをもち、布の吸水性も優れて
  います


6.帯電性(帯電が起きにくい)
  冬になると衣服の着脱時にパチパチと音がして、時にはショックによる不快感がありますね。
  しかし、吸湿性の大きい絹製品は合成繊維製品のような帯電は起きにくいので、安心して身につけられます。

7.黄変、脆化
  絹は長期保存や日光で黄変・脆化することがあります。
  紫外線防止衣料、すなわちUVカット機能を有する衣料として評価する考え方もあります。
  中性洗剤を使う、水洗いを十分に行う、直射日光や紫外線を避ける、アイロン掛けは低温で行う、低湿度の場所に保管するな
  ど取り扱い上の注意によってある程度緩和できます。

8.難燃性
 合成繊維は、200℃前後で分解、溶融、燃焼し、有毒ガスを発生します。更に肌に付着し大火傷にあう場合もあります。
  一方、 絹は、300〜400℃にならないと燃えず、燃えても有毒ガスは発生しません


 以上のさまざまな特性により

  絹<シルク>がたいへん快適で安心な素材であることがご理解いただけたと思います。
  近年、その美しさや快適さの他に「排毒力」に最も優れた素材としても絹製品の評価が高まっています。
  (「冷え取り」や「毒だし」効果など)
  ぜひ絹<シルク>製品を上手に生活に取り入れられ、ストレス軽減や健康維持に活用されることをおすすめします

絹衣料の取り扱い

1.絹製品の取扱上の注意点
  ●繊細な繊維なので、着用や洗濯の際に無理な力が加わると、形くずれをすることがあります。
  ●着用や洗濯の摩擦によって、繊維が細かく枝分かれし、毛羽立ちが起きることがあります。
  ●強い紫外線に長時間あてられると、黄変することがあります。
  ●タンパク質繊維なので、カビが生えたり、虫害を受けることがあります。アイロンの高温にも弱いです。
  ●汗やシミが付いたまま長時間放置すると、黄変したり生地が弱くなることがあります。

2.家庭での洗濯方法
 「絹用」中性洗剤を使用し、洗濯機ではネットをお使いください。30℃程度のぬるま湯が適しています。
 汚れのひどい箇所は軽くたたくようにして洗う。よくすすいだ後は、軽くしぼって陰干しにしてください。
 漂白には、過酸化水素系、ハイドロサルファイト系が適しており、塩素系漂白剤は生地を傷めます。
  ラベルに記載されている取
扱い表示は是非ご覧ください。

3.アイロンがけ
 絹製品は必ず木綿などの当て布をして、温度は130℃程度とします。スチームアイロンは蒸気の量を少なめに。
  当て布をしたり、洗濯物が半乾きのときに乾熱アイロンを裏から当てたり、裏から霧吹きをするなどの方法もあります。
  絹の耐熱性は他繊維に比べて高い方ですが、家庭用アイロンには生地の種類に応じた温度調整装置が付いているので、
  絹の目盛りに合わせてお使いください。シワを防ぐには、脱水機を使わず、濡れたまま、広げて干し、ほとんど乾いたら、ス
  チームアイロンを使います。

4.保管
 「汚れを取り除くこと」 「湿気を防ぐこと」 「虫食いを防ぐこと」 「光を避けること」 等がポイントです。
 クリーニング店等のビニール袋のままでは、と空気の流通が悪くなり、ムレやカビを生じることがあります。

5.シミなどの応急処置
 食物のシミの応急処置の仕方は次のとおりです。
  応急処置を施した後、速やかにクリーニング店に持ち込むことが望ましいです。
  (1) シミの原因をティッシュペーパー等でつまみ取るか吸い取り、広げないようにする。
  (2) 乾いたタオルをシミの下に敷き、裏から水などで濡らし固く絞った布等で軽くたたき出し、乾いたタオルに汚れを移す。
    (決して、擦ってはいけない)。このとき収縮や脱色に注意する。
  (3) 洗剤を使用する場合は中性洗剤を使い、洗剤は後で水などで十分に除去する。
  (4) シミを残さないよう周囲をぼかすか、霧を吹いておく。
 なお、具体的なシミ落しは次のとおりですが、油分の多いシミや色素の強いシミは専門家に相談する方が無難です。

水あるいは薄いアンモニア水を霧吹きして乾燥する。
尿 薄いアンモニア水で洗った後、薄い酢酸液で処理する。
よく暖めた真綿で擦る。ガーゼあるいは脱脂綿にベンジンを浸して軽く叩く。
カビ 十分乾燥した後、刷毛で擦り、薄いアンモニア水で洗う。
茶汁 薄いアルコール液を浸したガーゼあるいは脱脂綿で抜き取る。
果汁・コーヒー ほうしゃ液に薄いアンモニア水を加えた液で洗う。
新しいものは水洗、古いものは大豆の煮汁に浸して水洗する。
醤油 水洗の後、薄い酢酸溶液で洗い、更に水洗する。
ソース 薄いセッケン水で洗う。
煙草のヤニ アルコールあるいはベンジンで拭き取る。
血液 冷水又はセッケン水で洗う。古いものは薄いアンモニア水で洗う。
飯粒にセッケン水を加えて練ったものを塗り、乾燥後に軽く揉む。
マジックインク 練り歯磨きを塗って揉んだ後、住居用洗剤で洗う。
ボールペンインク 住居用洗剤で洗う。
ペンキ シンナーで溶かし、抜き取る。
鉄さび 温めた蓚酸液を塗った後、水洗する。
              墨汁、インク、口紅、マジック、ボールペン…………専門家に任せた方が安心できる。
              ※中性洗剤を用いた時には必ず後で水拭きをする。(強く擦ることは避ける。)